ネットで起業する上で、ブログやウェブサイトは必須なツールです。
その他にもリストをとって見込み客を集めるために、メルマガも発行しなければなりません。
有料と無料のツールがあり、それぞれ一長一短です。
起業はできるだけ固定費にあたるコストは下げたいところですが、無料では限界があることは商売上の制限と認識して投資をしていくべきです。
サイトとブログの違い
サイトとブログは何が違うのか?
ネットビジネス初心者は違いが分からないですよね。
サイトとは、いわゆるホームページで、企業の一般的なホームページを見てみてください。
だいたい商品紹介のページ、企業情報、IR、海外拠点の紹介、などがあります。
また、最新情報という形で1ヶ月に数回更新されるページの情報がトップページにあります。
でも基本的には固定的なページ構造で、常に記事が更新される性質のウェブサイトではありません。
ブログは、日々更新、あるいは、数日に1回更新など、とにかく記事を更新していく形のサイトです。
アメブロなんかは、自分のブログサイトのトップページは、常に最新の記事が時系列に表示されますよね。
つまり、常に更新をしていく性質のウェブサイトです。
ブログから始めよう
起業するならどちらのサイトがいいのでしょうか?
起業当初であるならば、ブログの方がいいです。
定期的に更新することで、SEO対策になるし、アクセスも集まりやすいからです。
ブログ記事の書き方に、特別なノウハウはいりませんが、自分のサイトテーマやビジネスコンセプトに則った記事を書く必要はあります。
アメブロとワードプレス
ブログについては、無料ブログサービスがいいのか、それとも独自で作った方がいいのか、とよく聞かれます。
PCスキルがない人は、無料のブログサイトで立上げるのはありです。
ライブドアブログやアメブロなんかは開設初期でもアクセスが集まりやすいです。
ワードプレスなどレンタルサーバーを借りて、独自ドメインを取得して運営するブログは、自分の資産になります。
PCスキルが高い人はチャレンジしてみるといいでしょう。
無料のブログサイトは、運営元の考え方一つで、アカウントが削除されます。
せっかく書き貯めた記事が一瞬でなくなることがあります。
ここがデメリットとなります。
アメブロ
起業初期で、なおかつPCスキルがない場合は、アメブロを使ってみたらどうでしょうか。
わりと多くの起業家さんたちがアメブロからビジネスを始めています。
ブログが更新されると、ポータルサイトなどに記事が載ったりします。
そうするとアクセスも集まりやすくなります。
ワードプレスでブログを作ると、絶海の孤島と同じなので、検索でひっかからないとアクセスは集まりません。
アメブロのメリットは、アクセスが集まりやすいということです。
デメリットは、運営の判断ひとつでアカウントが削除されることがあるリスクです。
ワードプレス(WordPress)
ワードプレスはブログのみならず、サイトも構築できるシステムです。
テンプレートを買って、ブログにしたりサイトにしたりすることが出来ます。
ワードプレス自体は無料で使うことが出来ます。
たいていのレンタルサーバーにはインストールオプションが用意されています。
ワードプレスのメリットは、サイトやブログが自分の資産となることで、メンテナンスする限り、ずっと保有することが可能です。
記事も貯まってくれば、検索エンジン経由でアクセスが増えるし、検索結果の上位に記事が表示されることで、自分の意図した属性の人たちにブログに訪問してもらうことが可能です。
自分が意図した属性の人たちが集まることで、メルマガ登録をしてくれて、優良な見込み客となります。
PCスキルがある人は、ぜひワードプレスにチャレンジしてみてください。
レンタルサーバーを借りよう
レンタルサーバーは、ホスティングサーバーとも言います。
ワードプレスを設置するには、レンタルサーバーを借りなくてはなりません。
サーバー代は年間1万円から1万5千円ほどで、月々1000円ちょっとで借りられます。
もちろんもっと安いサーバーもあります。
アクセスがそんなに多くないサイトを運営するのであれば、安いサーバーでも問題はないかもしれません。
ロリポップ
ロリポップは割と安いサーバーとして有名です。
利用者も多く、設定に関しては情報サイトも多いので参考になります。
ただ管理ページがやや使いにくいという印象を持ちます。
またサブドメインの設定数が限られていたり、容量も多くないといったデメリットもあります。
起業したばかりで固定費を節約したい場合は、よい選択肢になるかと思います。
エックスサーバー
わたしはエックスサーバーを使っています。
かれこれ15年以上前から利用していますが、利便性がとてもよく、また操作性もいいので愛用しています。
年間の費用も15000円ほどで、ドメイン登録数やサブドメインの作成数も多く、重宝しています。
ワードプレスのインストールも管理画面からできます。
情報サイトも多いので、各種設定やサイト作成に関しては情報がとりやすいサーバーです。
独自ドメインを取ろう
ワードプレスを使用するには、独自ドメインが必要です。
xxx.comとかxxx.netなどが独自ドメインです。
今はとても安く取得できます。
年間1000円から5000円程度です。
もちろんco.jpなどはもう少し高いです。
自分で会社を経営したり情報発信をするのであれば、独自ドメインを取得してサイト運営した方がいいです。
ドメイン名を決める
ドメイン名を決めるのに、会社名にしたり、サービス名にしたり、人それぞれです。
まったく屋号とは違うドメイン名を付けて、サービス展開している人もいます。
自分の場合は、ドメイン名を調べるときに、例えば.comをとろうとしたら、.netや.xyzなどにも同じドメインがないことを確認します。
なぜなら、例えばxxkaniclub.comというドメインをとりたいときに、すでにxxkaniclub.netがあり、なおかつエロサイトなどを運営しているようなドメインであれば、自分のサイトイメージに影響します。
xxkaniclub.comで調べてね、と言ったのに、xxkaniclub.netで調べられて変なサイトが出てきたら困りますよね。
レンタルサーバーにドメインを登録する
レンタルサーバーに取得したドメインを登録することで、そのドメインでサイトを作成することができます。
ドメインを販売しているレジストラでDNSなどを設定しないといけないので、PCスキルの低い人には難易度が高いです。
ただし、エックスサーバーは、エックスドメインというサービスもあり、エックスドメインで作ったドメインは、エックスサーバーでDNSなどの設定をしなくても、管理画面で取得したドメイン名を登録するだけで利用可能となります。
とても便利です。
昔、アフィリエイトをしていたときに、大量にサイトを量産したので、ドメイン登録の手間を省くことが出来るエックスサーバーはとてもありがたかったです。
メルマガを配信しよう
メルマガ、メールマガジンのことですが、サイト運営をして自分の商品を売っていくには、必要なツールとなります。
メルマガ配信については、無料のスタンドと有料のサービスがあります。
どちらも一長一短ですが、有料のものをオススメします。
無料のまぐまぐ
まぐまぐは古くからあるメルマガ配信スタンドで、とても手軽に利用できます。
また、広告が充実しているので、読者を増やすことも手軽にできます。
ただ、登録されているメールアドレスは、発行者が手に入れることが出来ません。
つまり、まぐまぐが無くなってしまったら、資産であるメールアドレスも消失します。
これは大きなデメリットです。
配信スタンド
有料の配信スタンドにはいくつか会社がありますが、プランもまちまちです。
通常、メールアドレス数や配信メール数によって料金が変わってきます。
配信スタンドについては、販売の仕組みの自動化にも関わってくるので、なるべく利便性の高く、融通が利く会社を選ぶ方がいいです。
海外にも優秀な配信スタンドがありますので、Convert Kitなども視野に入れるといいかもしれません。
また、有料の配信スタンドは、ステップメールが設定できます。
シナリオを作って、登録されたらシナリオを自動配信して顧客との関係性を近くするマーケティングが出来ます。
ステップメールを設計して配信する
ステップメールはマーケティングでも非常に重要な施策です。
ネットでビジネスをする起業家は、すべての人がステップメールを活用しています。
今はウェブサイトに商品を載せていたとしても、そのまま売れません。
ステップメールを使って、見込み客と関係性を作って初めて、モノが売れます。
ステップメールはラインでも可能です。
ネット起業の初期費用はこんなに低い
ネットでの起業は、別にオフィスが必要でもないし、高価なパソコンが必要でもありません。
図書館でも仕事は出来るし、カフェでももちろん問題ないです。
マーケティングに関するツールやインフラに投資したとしても、年間10万円いくかどうかです。
もちろん、基本的なファンクションですから、ビジネスの規模が拡大していけば、ツールに利用料も高くなります。
また、新しいシステムを導入することでコストアップにもなるでしょう。
とはいえ、初年度の投資額が10万円ほどでビジネスを始めることが出来るのは、今まででは考えられないことです。
また、逆にコストが低いということは、利益率が高いビジネスであるということです。
個人起業かがネットを使って起業することで、利益率の高いビジネスを構築できる可能性があるということです。