起業するならMacがオススメ、Windowsはやめておけの納得出来る理由とは

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起業家やデザイナーさんがMacを使っている率はかなり高いです。
なぜかというと、そもそもPCを選ぶ上で、決定権がほぼ自分にあるからです。
デザイナーさんは会社支給ということはあるでしょうが、デザイン系はもともとMacが強かったし、デザイナーだとフリーランスの人も多いので、自分でMacを購入します。

会社員は会社支給のPCがWindowsが多いでしょうから、おのずとプライベート用もWindowsを選択することになると思います。

これからプライベートでPCを買うことを考えていて、起業をするのであれば、Macを買ったら良いんじゃないでしょうか。
その理由を見ていきましょう。

MacとWindowsと、違いはもうほとんどない

MacとWindowsですが、ある特定の分野のプロフェッショナルではWindowsしかソフトがないとか、動かないとか、そういうことがあります。
また、会社の基幹ソフトはWindowsでの動作しか出来ないモノもありますから、日本においては大手企業は特にWindowsを使用しています。

一方で、規模の小さい会社やデザイン関連会社、フリーランスやベンチャー企業などは、Macの割合が高くなっている印象です。
また、個人事業主や個人起業家も、ソフトの制約があまりないのでMacを使っている人が多い感じです。

そもそも現時点において、プロの現場以外でWindowsでしか出来ないことというのは、少なくなってきています。
設計や分析関係の仕事では、ソフトがWindows対応しかないというのはいまだにあります。
その場合はしょうがないとしても、個人起業であればMacを使ってもなんの問題もありません。

Macがオススメなところ

Macをオススメする理由は以下に書いていますが、まず第一に、インターフェースが秀逸です。
デザイン性が優れていて、操作性も過去から統一されているので、長く使っていても迷うことはありません。
一方でWindowsは、バージョンが変わるごとに操作性も大きく変更することがあり、設定項目がどこにあるのか戸惑います。

道具というのは、使っていて心地よいことがまず優先事項としてあって、ユーザーインターフェースが優れているMacは使いやすいOS(オペレーションシステム)で、デザイン・操作性ともに使っていて心地よいことが挙げられます。
また、スリープからの復帰も早く、Windowsみたいに数秒以上も待たされることはありません。

わたしは2000年からMacを使い始めました。
白いMacBookを買ったのが最初のMacで、ちょうどその時にMacOS9からMacOSXへ切り替わった頃でした。
プライベートと仕事で、かれこれ20年以上Macを使っているので、今さらWindowsへは戻れません。
仕事でやむなくWindowsを使うことはあっても、プライベートは今後もMacを使っていくことでしょう。

では、なぜそこまでMacを使うのか、その理由をこれから述べていきます。
個人で起業を考えていて、パソコンを買おうと思っている人は、ぜひ参考にしてください。

Officeアプリが無料


MacにはMicrosoft OfficeのようなOffice Suitesが最初から備わっています。
上記の写真のように、標準でMacにインストールされています。

Windowsパソコンの場合は、Officeがあるかどうかは確認しなくてはなりません。
Officeバンドル版のWindowsパソコンを買わないと、自分で後からライセンスを買うことになります。
これが結構高いんですよね、プライベートで使っても、3万円以上します。

今はグーグルのアプリでもWordやExcel、PowerPointと同等なアプリがあって、機能はそこまで豊富ではありませんが、それでも仕事で使えるレベルになっているものが無料で使えます。
しかも、Gmailアカウント持っていれば、誰でも無料で使えます。

個人起業家でそこまでMicrosoft Officeを使い倒して、Wordできれいな文書を作って、Excelで複雑な計算をして、といのはほぼ無いと思います。
それよりも、会計ソフトやZoomなどを活用する方が多いのだろうと思います。
また、デザイン系であれば、AdobeのソフトはMacでもWindowsでも互換性があり、両方で動作可能です。

ちょっと話しが脱線しましたが、Office系ソフトについては、他の人とWordやExcelファイルを直接やり取りすることが無いのであれば、MacのPages、Numbers、Keynoteで十分です。
ファイルのやり取りをするのであれば、PDFに無料ですぐに変換できるので、PDFを先方に送れば済みます。
見積もりもNumbersで作成して、送付する時はPDFにして送付すれば問題ありません。
わざわざ高いMicrosoft Officeを購入する必要は感じません。

KeynoteはYoutubeに使える


Keynoteはプレゼンテーション用ソフトです。
これはMacに無料でバンドルされていますので、Macを購入すればすぐに使えます。

アニメーションや場面切替えのトランジション効果など、とてもきれいなエフェクトが多く、工夫次第ではデザイン性の高いプレゼンテーションができ上がります。

また、プレゼンテーションを動画にすることが出来ます。
2種類の方法があります。

  • 1.ファイル自体を動画にする
  • 2.自分でしゃべりながら動画にする

ファイル自体を動画にする

これはファイルを動画として書き出します。

メニューで、メニュー > 書き出す > ムービー…、を選択します。


あとは動画の設定をして、書き出せばスライドがトランジションやアニメーション付きで書き出されます。
音声や音楽はつかないので、別途動画編集ソフトなどを使うと良いでしょう。

プレゼンテーションを動画にする


メニューで、再生 > 記録、を選択します。

これは自分がスライドを操作しながら、声を当てて録画していく物です。
この機能は非常に便利で、YouTubeに顔出しなしでの動画をアップするのに役に立ちます。

実はわたしもこの方法でYouTubeに動画をアップしています。
顔出しなしで動画を作れるので、とても重宝しています。
副業などで顔出しできない人は、Macを買えばこうした動画は簡単に作成可能です。

ちなみにPowerPointでも似たようなことは出来ますが、ちょっと難しいです。
Keynoteのように手軽にはできません。

Macで出来ないことはほぼない

Macで出来ないことは、ほぼありません。
すでに上述していますが、個人での使用においては、特殊用途以外でWindowsではなくていけない、というのはありません。
CADや3DなどのソフトはMacに対応していない物はあるでしょう。

そういう人たちはそもそもMacかWindowsかで悩みません。
悩んでいるのは、それほど高度なことをしない個人です。

であるならば、使いやすかったり、使っていて楽しいパソコンを買うのが一番です。

使いこなせないからなぁ。
使い方が分からないから。

この2つは、Macを選ばない理由としてけっこうメジャーなモノです。
特に、使い方が分からないから、といっている人は、検索したりすればすぐに解決策が見つかるのに、他人に聞こうと異存を考えている人です。
そもそもそういった人が起業は出来ませんから、Windowsを惰性で買えばいいのかもしれませんね。
厳しい書き方になりましたけど、起業するといろんな問題が起こってきますし、ハードルもありますから、たかがパソコンで使い方が分からないから買わない、というのは、ビジネスのやり方が分からないから起業しない、と同義です。

今はこれほど無料で情報が公開されているので、必要な情報はほぼ手に入ります。

また、Macはハードウェアとソフトウェアの設計がAppleが行っているので、問題解決が非常に簡単です。
Windowsは、OSの製造者とハードの製造者が違うため、OSの問題なのか、ハードの問題なのか、の切り分けをまずしなくてはなりません。
ハードの問題だと思って購入したメーカーに問い合わせたら、OSの問題だと言われてたらい回しにあうなんてこともよく聞きます。

Macはその点では非常に安心です。

iPhoneとの連携


MacはiPhoneやiPadなどと連携が非常に簡単です。
特にiPhoneを使っている人は、同じApple IDを設定していれば、アプリのデータはシームレスに同期します。

iPhoneでメモを立上げて何かをメモったら、すぐにそれがMacBookAirなどのメモに反映されます。
クラウド経由でデータが同期されるので、これはとても便利です。
例えば、iPhoneで見ていたサイトの内容をコピーして、メモにペーストします。
それをブログ執筆のネタにしようと、MacBookAirのメモを開けば、そのコピーした内容がすぐに閲覧できます。

もちろん、カレンダーなども同じように同期されます。

このMacとiPhone/iPadの同期って、地味にすごく便利です。
写真もAirDropですぐに共有できるし、ブログを書くのであれば、iPhoneで撮影した写真をAirDropでMacに送って、そしてブログ執筆がはかどります。
また、メモでブログの記事ネタを隙間時間で書いて、それを帰宅してからMacBookAirで続きを仕上げることも可能です。

M1チップのFinal Cut Pro Xの書き出しが早い


個人起業家で、これからYouTubeなどもやっていこうと考えている人は、Final Cut Pro Xを使ってみましょう。
YouTubeにもたくさんアップされていますが、M1チップ搭載のMacBookAirでさえ、編集後の書き出し時間がめちゃくちゃ早いです。
10分の動画の書き出しが、今までは10分近くかかっていたところ、わずか3分くらいで終了します。

この書き出し時間の短さは、M1チップ搭載のMacBookAir、MacBook Proの発売以降に、かなりのお祭り状態になりました。
それほど衝撃を与えた事件でした。

5年後も下取り可能で資産価値あり

Macは5年後でも下取り可能です。
もちろん状態がきれいであれば、ですが、それでも資産価値があります。

今、Appleは下取りでディスカウントするキャンペーンを行っています。

古いMacでも問題ありません。

一方でWindowsでは、5年も使うと下取りに値段がつきません。
逆に粗大ごみの引き取りにお金がかかる状態です。

Macは大事に使えば使うほど、5年後の下取りの恩恵受けます。

5年後も現役で使えるスペック

つい最近、iMacを廃棄しました。
そのiMacは、2009年に買ったのもです。
2021年4月まで現役で使っていました。

あまり長く使っていると、最新のOSのサポート対象外になるので、数世代前のOSで使用することになりますが、それでも現役で10年も使えるロングライフです。
Windowsは、長く使えば使うほど、挙動が重くなって、使いづらくなります。

仕事で使っているMacBookAirも、MacBook Proも5年以上経っていますが、現役で使えてます。

個人起業であれば、このロングライフってとても有り難いです。
スタッフが増えても、古いMacを使ってもらえば、備品投資も安価になります。

実はお安いMacBook Air


Macは実は同等程度のWindowsパソコンと比べると、決して高いとは言えません。
ちなみにMacBookAirの一番下のグレードを買ったとして、12万円もしません。

巷では安いWindowsパソコンもありますが、割りとすぐにもっさり動作になって、使えなくなります。
そう考えると、Macは安いモデルを買っても、さくさく動くし、3年以上もサクサクが継続して使えます。

Windowsとの互換性について

WindowsとMacの間で、互換性が問題になるのは、主にMicrosoft Officeです。
これは最低限の互換性はありますが、どうしても細かいところでレイアウト崩れたりします。
とはいえ、ParallelsなどのWindowsのエミュレーションソフトを使って、MacにWindowsをインストールする方法で回避できます。

Parallelsを使うと、Macを使いながらWindowsも使えます。
MacのアプリのひとつとしてWindowsが立ち上がりますから、シームレスに操作することが可能です。
ただ、Macを使いながらWindowsを使用するシチュエーションって、自分の場合はExcelの印刷以外にありません。

コストを考えると、エミュレーションソフトに1万円以上、Windowsに数万円、Windows用Officeに数万円、と考えた場合、あまりお得だとはいえません。

Wordは形が崩れる

Wordはタブを使ってインテンドを作ったり、表を入れたり、文書を成形をします。
特に複雑な成形はしませんが、それでもMacで作った文書をWindowsに持っていくと、レイアウト崩れたりします。

特に不可解なのは、文章間の段落の大きさが変わってしまいます。
普通に上下の文章間が設定されているのに、Windowsで開くと、上下の間隔が2倍以上離れてしまうこともあります。

また、WordのバージョンがMacとWindowsで違うと、docxの拡張子が同じだとしても、レイアウトが崩れたりします。
これがまた再現性が確実ではないので、何をどうしたらそうなるのか、そこがつかめません。

また、印刷範囲も変わります。
会社の中で、MacとWindowsが混在していると文書のやり取りでレイアウト崩れが発生して不便です。
個人起業であれば、Word文書を直接やり取りするよりは、PDFにしたり、グーグルのドキュメンツを使ったりすると、より便利で、レイアウト崩れを気にする必要がありません。

Excelは印刷が変わる

Excelについては、MacとWindowsとではショートカットキーが若干違う、VBAが違うなどの問題があります。
特にVBA使って、マクロを組んでいるようなファイルを業務でよく使うのであれば、Windowsの方が良いです。

また、印刷の仕上がりも、Windowsの方がより広く大きく印刷範囲が使えますが、MacはWindowsに比べて、フォントも小さく、印刷される範囲も少しだけ狭くなります。
よって、用紙一面に表を出力すると、Macの方がやや見にくいフォントサイズになります。

エクセルをがっつり使う業務があれば、Macは避けた方が良いです。
逆に、そういった業務がなければ、Macで全く問題ありません。

PowerPointのレイアウトが崩れる

PowerPointの場合は、より深刻です。
Windowsで作ったファイルをMacで開くと、レイアウトが確実にズレます。

例えば、Windowsでは表題がうまく配置出来ていたのに、Macで開くと、上の表題が下の副題に重なってたり、改行しないとうまく表示されないほど大きく表示されてたりします。

そうなると、1ページずつ修正を入れなくてはならず、非常にストレスです。
ですので、WindowsとPowerPointのファイルをシェアするような業務が多い場合は、Windowsを選択した方が良いです。
そうはいっても、他の人とのファイルの共同編集作業をしない、ということであればMacを使っても特に問題は起こりません。

CADなどはWindowsの方が良い

専門性の高いソフトを使うのであれば、これはもうMacにそのソフトがない場合、Windowsしか選択肢はありません。
そのようなソフトを使っている人は、そもそも起業時にMacを優先的に買うということはありません。
自分の商売道具をそろえるわけですから、Windowsを買ってもいいのです。

コーチとかコンサルタントとか、いわゆる資料作成をする程度の人で、なおかつファイル共有をして共同編集などしなければ、Macで十分事足ります。

起業家はMacと相場が決まっている、ハズはないが

IT社長やエンジニアをメディアで見ると、だいたいがMacを使っていますよね。
とはいえ、エンジニアの場合は、何を開発しているかによって、MacかWindowsかを選択しているようです。

Web系の開発であれば、Macでもまったく問題ないようです。
さらにiPhoneでの表示確認もあるので、Macを使っているとシームレスに確認できて便利です。

もっともエンジニアとしてではなく、コーチやコンサルタントなどで個人起業していこうとする人は、Macを買って問題ありません。
しかも、Macは操作性も良いし、インターフェースも優れていますから、作業するのが苦痛ではなくなりますよ。
もちろん人によって感じ方は変わるとは思いますが、Macを使い続けている人が言うには、Windowsでトラブルがあるとムカつくけど、Macだと許せてしまう、ということです。

ぜひMacを選択肢に入れておきましょう。

あああ

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