スキマで副業できる会社員は、とても恵まれています。
サラリーマンには副業において、3つのメリットがあります。
会社員ならではの唯一無二のメリットについて、以下に解説していきます。
会社員ならではのスキルで副業
会社員は本業でかなりの経験と知識、スキルを持っています。
普通に営業をしている人でも、その業界の知識は、他業種から見たら貴重な情報となります。
例えば、機械の業界にいたとして、転職サイトの記事を書く時にその機械業界の内情を書く事ができます。
バリエーションを変えれば、複数の記事を作成する事も難しくはありません。
ひとつのサイトを作れるくらいの記事数は作成できるでしょう。
また、営業ツールを使っているのであれば、他業種でも同じようなツールが使える可能性は高いです。
自分がツールの使い手であったとしても、そのツールの供給元やツールのスペック・必要事項を知っていれば、他業種への導入においてコンサルする事ができます。
需要に合わせて自分のスキルや経験を提供する際に、切口を変えていくと、幅の広い対応ができます。
ここはマーケティングに通じるものがあるので、副業を始めたら、マーケティングも勉強してみてください。
では、スキマで副業するメリットについてこれから述べていきます。
スキマで副業の3つのメリット
スキマで副業をするメリットは3つあります。
これはサラリーマンならではのメリットなので、会社員をしている人はラッキーだと思います。
これらのメリットを享受しながら、副業を徐々に大きくしていけば、独立もぐっと近くなってきます。
では以下にメリットを見ていきましょう。
その1 スキル・経験に需要がある
上記でも少し触れましたが、会社員にはスキルや経験があります。
普通のサラリーマンだから、とは思わずに、自分にどんな強みがあるのか、一度真剣に棚卸してみてください。
他人から見たら、それスゴイよね!、というのが誰にでもあります。
会社員でまじめに仕事に取組んでいればいるほど、そう知った引き出しは多いと実感しています。
中小企業は業務改善をしたいと思っていても、スキルも知識も人材もいません。
ウェブマーケティングをしようと思っても、詳しい社員が全くいないため、外部のデザインハウスにお願いするような状況もあります。
また、建設業を営んでいる中小企業が、営業情報の一元化を考えていても、社員はそういったスキルも知識もなく、情報が分散してしまっている状況があります。
一部上場企業に勤めている会社員であれば、営業情報の一元化はなされているため、その便利さは知っているはずです。
それを安価に構築するお手伝いをするだけで、自分のスキルや知識が活用できます。
次のメリットも会社員なら非常に助かるものです。
その2 失敗してもリカバーできる
会社員であれば、副業につまずいて多少のお金と時間を失っても、定期収入があるのでリカバー可能です。
副業で大きな投資が必要なものはありませんありませんが、それでも例えばアフィリエイトをしようと思ったら、サーバーや独自ドメインにお金がかかります。
またワードプレスを導入してウェブサイトを運用すれば、テンプレートで数万円の出費が必要です。
ほかにも、副業で必要なツールなどで数万円からの投資をしたとして、それがいきなり数十万から始めるという事はないわけです。
もちろん、マルチ商法にはまってしまって、いきなり30万円を支払えば別です。
時間をロスしたとしても、それは良い経験を買ったと思えば、今後の副業に活かせる失敗経験となって全くの損ではありません。
3つ目のメリットとしては、以下となります。
その3 お金の心配は最小限
会社員であれば定期収入があるので、お金の心配はそれほどありません。
ここで言うお金の心配とは、お金がない事のストレスです。
いきなり独立起業して、初月売上ゼロ、次の月もゼロ、3ヶ月目もゼロ、とシャレになりません。
思いつきで独立すると、固定費は支出しなくてはならないのに、収入がありません。
副業もいきなり大きく稼げる事はありません。
最初の収入は、微々たるものだったり、ゼロだったりします。
もちろん時給で働けば時間を売った分だけ収入ありますが。。。
お金のストレスというのは、想像以上にスゴイですよ。
独立して鬱になるのは、お金が入ってこない恐怖心からです。
会社員はこの点大きなメリットがあるので、じっくり腰を据えて副業に取組む事ができます。
ただ、それほど喫緊で困っているわけではないので、ダラダラと先延ばしにしてしまうこともあります。
この点は少しデメリットかもしれませんね。
会社員の副業で気をつける事
会社員の副業で気をつけるべき事は、時間の管理です。
仕事が回りだすととても楽しくなって、どんどんのめり込みます。
するとどうなるか?
こんな問題が起こってきます。
時間の管理
仕事が回らない。
受注し過ぎた。
手を広げ過ぎた。
これって、副業アルアルです。
自分のキャパシティを越えて手を広げると、お客さんに迷惑をかけます。
自分の生活もあるし、本業もあるし、そのスキマで副業をしているのに、全てが回らなくなってきます。
時間の使い方は、しっかりと計算していかないと、失敗する原因ともなってきます。
自分の生産性を知るためにも、仕事にかかる時間を計測して、どんなことに何分何時間かかるのか、ここを常に把握していきましょう。
タイマーを使って自分の仕事時間を常に計測すると、時間対効果が理解できるのでオススメです。
まとめ
スキマで復業できる会社員は以下3つのメリットがあります。
- その1 スキル・経験に需要がある
- その2 失敗してもリカバーできる
- その3 お金の心配は最小限
また会社員だからこそ気をつけなくてはいけない事に、時間の管理があります。
こうした事から、会社員の副業はスキマ時間で取組んで、徐々に本業を超えるように育てていきましょう。