副業を始めようと考えているサラリーマンが取組むべきビジネスは、コンテンツビジネスです。
自分のスキルや経験を取りまとめて、分かりやすい講義形式とすることで教育コンテンツになります。
作り方は意外に簡単で、PowerPointなどのプレゼンテーションソフトとPC画面の録画編集ソフト、マイクがあれば誰でもスタートできます。
誰かの役に立つサラリーマンの知識と経験
たとえ営業職だとしても、サラリーマンにはノウハウが自分自身にあります。
サラリーマンが身に付けている知識やスキルは、自分目線だと当たり前の事だと持ってしまい、その価値に気付きません。
視点を変えると、そのスキルや経験が欲しい会社さんは業界の外にたくさん存在しています。
人事部に勤務しているサラリーマンであれば、給与制度や人事考課制度、それらを取りまとめているシステムなどに明るいでしょう。
中小企業で、積極的に人材を採用しようとする会社であれば、この辺の制度が整備されていない事も多々あります。
就業規則の整備やコンプライアンスの策定などに関わっているサラリーマンであれば、それを中小企業へ横展開する事は可能です。
営業をしているサラリーマンは、営業スキルをマニュアルに落し込んで人材教育するコンテンツが作れます。
特定業界でのスキルであっても、例えば地方の会社はそのスキルを欲しがっている事も充分あります。
JOINSといった副業人材と地方の中小企業をマッチングさせるサービスを見ると、サラリーマンのスキルはマネタイズできるんだ、という事に気がつきますよ。
ではその知識と経験をどうやってコンテンツ化するのかを見ていきましょう。
すっごくシンプルです。
知識と経験をコンテンツに落し込む
自分の知識や経験をコンテンツ化するには、まずは教科書のように目次を作ります。
相手は素人であると仮定して、できるだけ平易な言葉を使用して、解説も素人や初心者が分かるように意識して作成します。
全体的に、1時間から3時間ほどのコンテンツとして、1章の中に8から10節で構成して、全部で10章から12章くらいでまとめます。
PowerPointなどのプレゼンテーションソフトを使って、こうした節のスライドを作っていって、文字と図やイラストを効果的に配置します。
文字ばかりだとなかなか頭に入ってきませんから、適度な文字数を心がけるといいでしょう。
また図やグラフなど、見やすくて理解しやすいものを作ってきましょう。
スライドができたら、今度は音声をつけていきます。
PCの画面収録ソフトはいろいろとありますが、Camtasiaが有名です。
動画ができ上がったら、Udemyなどのプラットフォームにアップロードしたり、自分でTeachableなどの動画教育サイトを運営してそこにアップロードしていきます。
ひとつのコンテンツ動画を仕上げるのに、だいたい1週間から2週間程度はかかりますが、一度作ってしまえば繰り返し販売できるのでチャレンジしてみましょう。
コンテンツ作成はYouTubeを参考に
ではコンテンツビジネスで使われる動画って、どんな動画なんでしょうか?
YouTubeにはスライドを使った動画が結構アップされています。
そういった動画を参考にするとイメージがわいてくると思います。
またUdemyでも無料の動画があるので、一度そういった無料の動画コンテンツを見て、有料コンテンツの作り方をイメージさせるのもありです。
誰でも切口を変えればできる
サラリーマンの知識や経験は、切り口とターゲット次第で、お金に換える事ができます。
自分も中国語発音の教材を作った事がありますが、中国語の教育コンテンツでは発音を扱っているものが少なかったため、切り口を発音としました。
需要がどこにあるのか、どんな形なのか、どういうふうにアピールして届けるべきなのか、この辺はマーケティングの知識が必要となります。
とはいえ、コンテンツをまずは作ってみる、そしてUdemyなどで売ってみる、ということをやってみるとマネタイズはそれほど難しくはないんだ、というのが理解できると思います。