コンテンツビジネスというと、NetflixやDesneyオンライン、Amazonプライムなどでの映画・ドラマや教育用の動画などが思い浮かびますが、別に大手企業じゃないとできないビジネスではありません。
個人でも始めることが出来て、作り方もわりと簡単にできます。
コンテンツビジネスは自分の知識経験をまとめあげて、販売します。
その種類や販売プラットフォームや決済などを見ていきましょう。
個人で始めるコンテンツビジネスの種類とは
個人で始められるコンテンツビジネスは、いくつか種類があります。
今までに経験してきたことが、他の人からしたら聞きたいと思う内容かもしれません。
また、自分が普通だと思っていたモノが、他の人からしたらのどから手が出るほど欲しいスキルかもしれません。
わたしも以前、自分の語学スキルを教材にして販売していました。
教材にまとめあげて、パッケージにして販売するのが、コンテンツビジネスです。
誰だって、知識、スキル、経験、こうしたモノは自分独自のモノが必ずあります。
そして、それを欲しいという人が必ずいます。
もちろん、市場でニーズがなければ、欲しい人がいませんからマーケティングが必要はなります。
今回はマーケティングではなく、コンテンツの作り方を話していきます。
作品としてコンテンツを作る
イラストや写真など、以前はプラットフォームがなくて販売は難しい状況でした。
今では自分のイラストや写真などを販売できるプラットフォームが出来ました。
ただ、こうしたプラットフォームはどうしても商品単体としてダウンロード販売する物で、パッケージにして高額で販売する物ではありません。
とはいえ、音楽、動画、写真、絵画、漫画などのコンテンツを販売するのは、以前よりもはるかに簡単になり、多くの人に届けられるようになったのは、個人起業家や副業サラリーマンなどにっては喜ばしいことです。
PIXTA、イラストAC、Adobe Stockなどに作品をアップロードして、購入されたら一定の報酬が入る仕組みです。
報酬としては、1件当たりの単価は高くはないので、量をとにかくアップロードしないと、安定した収入にはなりません。
一方で、自分の作品作りのノウハウをまとめあげて、教材として販売する方法もあります。
その方が、パッケージあたりの単価も高くなるので、コンテンツビジネスとしては単品で売っていくよりは、教材などのパッケージを作った方が良いでしょう。
Kindleでコンテンツを作る
Amazonのキンドルはオススメです。
書籍の執筆は時間はかかりますが、今求められているトピックで書籍を作っていくと、購入される確率が上がります。
Kindleのよいところは、作成するのは大変ですが、ストック型のビジネスなので、作品がどんどん増えていくことです。
購入されたり、Kindle Unlimitedの読み放題で閲覧されると、報酬が入ります。
作品が増えれば増えるほど、こうした露出のチャンスも増えて、ファンが増えれば過去の著作も売れていきます。
大作を作る必要はありません。
手軽に読めるレベルの実用書でも、売れる時は売れます。
Amazonという巨大な集客プラットフォームでのビジネスなので、常にお客さんがいて、購入のチャンスも多いため、定期的な報酬が期待できます。
教材としてコンテンツを作る
自分のスキルや知識を教材として作るのは、個人が行うコンテンツビジネスの王道です。
犬のしつけ、包丁の研ぎ方、陶芸で茶わんの作り方、釣りの方法など、趣味に繋がる物はなんでも教材になります。
また、営業の方法やビジネスマナーなども、一定の需要があります。
こうした教材を作って、自分で販売していくことで、利益率(粗利)が9割以上になることは割と多いです。
決済手数料はだいたい4%くらい、制作に要したコストは数万円もかからなければ、1本2本売れただけでコストをカバーして、それ以上売れれば粗利9割のビジネスです。
もちろん、コンテンツにはコンサルやコーチングもつけて、付加価値を上げることで、より高額に設定することも出来ます。
自分の労働時間も入れると、粗利9割は切りますが、それでも物販よりも非常に利益率のいいビジネスになります。
コンテンツビジネスのプラットフォーム
コンテンツができ上がったら、どこで販売したら良いのでしょうか?
理想を言えば、自分で売っていくのが利益が最大化します。
でも、集客が一番難しいところですから、個人で販売となると自分で集客をしなくてはなりません。
集客が出来ない場合は、次の販売プラットフォームを使っていくことも手段して考えましょう。
Udemyで売る

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Udemyは動画教材のプラットフォームで、日本で今一番勢いのある動画教育コンテンツサイトです。
日本での展開はBenesseが担当しているので、集客のためのマーケティングを積極的に行っています。
販売手数料は、udemyにマーケティングを任せた場合、だいたい6割前後となります。
また、プロモーションが定期的にあるため、自分のコンテンツが割引価格で販売されることも多いです。
よって期待するほどの高額では売れないのがデメリットとなります。
とはいえ、初心者で始めるのであれば、Udemyから始めて、実績と売上を作った上で、自分で集客しながら自分のサイトで販売していくようにすると良いかもしれません。
noteで売る
noteは販売手数料としてはUdemyよりも圧倒的に安く、手軽に始められるのでオススメです。
自分の経験や知識をサイトにまとめて、それを販売してきます。
PDFにしたり、動画を作ったりの手間はありません。
noteでブログを作って、情報発信をしながら、有料の記事(コンテンツ)を作成して、自分のブログで告知するだけで売れます。
もちろん、読者がいて、しっかりと情報発信する中で信頼関係を構築すれば、販売は難しくはありません。
コンテンツビジネスの初心者であれば、noteを利用してみましょう。
Teachableで売る
Teachableは、教育動画などのコンテンツを会員が見て学ぶサイトを作るためのプラットフォームです。
コンテンツ管理が楽にできて、受講生の管理も簡単です。
このコンテンツを見たら、次のコンテンツを公開するなどの設定が出来ます。
また、StripeやPaypalなどの決済スタンドと連携できるので、決済後に自動的に受講者登録が出来て、決済後すぐに講座で学ぶことが出来ます。
個人でこうしたコンテンツや受講者を管理すると、手動で行うことが多いです。
それを自動化できるプラットフォームなので、動画コンテンツを作る人にとっては、利用を考えてみてもいいのではないでしょうか。
決済を自動化する
コンテンツビジネスにおいて、決済手段を持っていることはとても重要なことです。
クレジットカード決済が出来なければ、ビジネスチャンスを逃します。
銀行振込しか出来ない場合、商品の魅力がなければ、決済手段でお客さんに逃げられます。
そのため、コンテンツの提供と決済手段はとても重要になります。
決済付きのプラットフォームなどを利用するのは、ビジネスチャンスを逃さないためにも考えておくべきこととなります。
決済付きのプラットフォームを利用する
Udemyやnoteは、それ自体に決済が組み込まれています。
決済をすると、すぐにコンテンツを手に入れることが出来て便利です。
個人で販売管理をすると、以下のような流れで受講開始になります。
1.決済の通知(決済リンクの送付)
2.決済の確認
3.受講者(ユーザー)登録
4.登録の案内送信
このような感じで手動で、決済を確認したり、ユーザー登録をしたり、案内をメールしたりの手間がかかります。
この流れをプラットフォームがやってくれるので、noteやUdemyを利用するのはありだと思います。
Paypalを利用する
Paypalは、クレジットカードが使える決済スタンドのひとつです。
わりと海外ではメジャーな決済スタンドで、日本でももちろんよく使われています。
決済リンクを作ったり、決済ページを作ったりできます。
Stripeを利用する
Stripeは、Teachableと連携できるのが売りの決済スタンドです。
クレジットカード決済の手数料も割と低めで、ありがたいです。
Paypalの他に、いくつかこうした決済手段を持っていた方が便利です。
個人でも手軽に始められるコンテンツビジネス
コンテンツビジネスを始めようと思ったら、まずはUdemyやnoteを使ってみましょう。
個人で始めると、集客が一番の課題となります。
また、売れるかどうか分からない段階では、まずはコンテンツを作ってみて、Udemyにアップして、反応を見てみて、もし売れなければ次のネタでコンテンツを作ってみるというPDCAのサイクルがオススメです。
また、ストアカなどで自分の口座を作って公開すれば、テストマーケティングに活用できます。
まず最初は小さく始めて、市場のニーズが分かってくれば、徐々にコンテンツも充実させながら、コンサルやコーチをつけた高額商品パッケージを作り上げていきます。
作ってみると分かりますが、プレゼンテーションを作成する感覚で講座を作っていけば、それほど難しくはないということが実感できるでしょう。