起業して、月収100万円は一つのゴールとしてみんなが思い描くものではないでしょうか。
サラリーマンであれば、月収100万円もらえる仕事や職種というと、限られた会社になります。
大手商社で30歳を超えて、海外駐在に出て初めてそれくらいもらえるという感じでしょうか。
起業をして月収100万円を目指すにも、サラリーマンの感覚でいると月100万円が遠く感じます。
でもですね、巷に溢れる月100万円ってからくりがあるんですよ。
アフィリエイトはやめておけ
アフィリエイトの情報を見ていると、ブログで月100万円とよく目にします。
確かにノーリスクだし、参入障壁も低く、自分が文章を書くだけで報酬が発生します。
在庫リスクもなく、頑張れば月100万円は行きそうだと思います。
でも本当にそうでしょうか?
アフィリエイトは非効率
アフィリエイトに取り組むこと自体は否定しませんし、実際に稼いでいる人もいます。
ただし、アフィリエイトは記事の量産をしないと報酬が上がりません。
また非常に時間もかかります。
なぜならこんな理由だからです。
サイトのアクセスを集めるのはすぐには無理
サイトを作って、あるいはブログを作って、そこにアクセスを集めるのは短期間では無理です。
PPC広告を打って、そこに人を集めるのであれば、ランディングページを作って、アフィリリンクを置いておけばアクセスは買えます。
でも、失敗すると広告費がかさんで赤字になります。
SEOでアクセスを集めようにも、現在最低でも100記事書いてからが本番と言われるように、数記事ではアクセスはほぼ来ません。
100記事書いたところで、収益が上がるかも分かりません。
1記事のペラサイトも、今時点で有効だとは思います。
ピンポイントでキーワードを狙って、少数のアクセスでも狙えばアフィリ報酬は発生します。
ただ、狙った通りの収益があがるキーワードはなかなか見つかりません。
トライエンドエラーをやって初めて、収益が上がるキーワードなのかどうかが分かります。
アフィリエイトはそう考えるとアクセスを集めるために非常に長い時間が必要となります。
報酬が安い、広告が終了する
月に100万円を稼ごうと思ったら、1日いくら必要か分かりますか?
約34000円です。
34000円の報酬を上げるには、1万円のアフィリ報酬で3件から4件、1000円の報酬で34件です。
クリック率、成約率を考えると、1日に必要なアクセスが逆算できます。
1000円の報酬で34件売り上げるとなると、成約率10%で340クリックが必要になります。
成約率が10%となると、340件のクリックのうち10%の34件がサービスや商品の申込み・購入をします。
340件が実際にクリックする数だとすると、サイトに集まってくるアクセスはどのくらい必要か?
クリック率10%だとすると、実に3400件のアクセスが必要です。
1サイトで3400件/日のアクセスってかなり優秀です。
アフィリ報酬の単価が高ければ高いほど、競合が強い分野となります。
その分野で、3400件/日のアクセスを集められますか?
高額コンテンツが月収100万円の近道
月収100万円超えました!
懲戒免職の2ヶ月後に240万円売り上げました!
なんてよくありますよね。
あれって、不思議だったです。
それで調べまくりました。
アフィリエイトで月100万円って不可能ではないけど、かなりハードル高いです。
報酬1万円でも100件の成約で初めて100万円です。
1日30件以上の成約です。
そう考えるとかなりハードルが高い。
で、調べて分かったのが高額商品です。
高額商品、高額コンテンツ
仕入れがかからないビジネスは、自分の経験や知識を得るコンテンツビジネスが一番です。
在庫は要らないし、作成は自分の時間だけで済むし、コンサルやコーチのサポートも自分の時間を使うだけです。
例えば、自分で高額コンテンツを作って、それを35万円で売ったとします。
そうすると3件売れば100万円です。
では3件売るための成約率が10%だとしたら、35件の商談が必要です。
1日1件から2件の商談を設定するだけです。
集客も35件で済むので、アフィリエイトで340件クリックさせるのとどっちが簡単ですか?
もちろん集客は別途必要になりますから、35件が自分の商談に集まるように集客をしなくてはなりません。
ただ、1日1件か2件の商談ですから、そのアクセスを集めるのは難しいでしょうか?
1件の商談を得るために、10%のクリック率だと仮定すると、10アクセス集めれば良いことになります。
1日10アクセスというのは、ブログを立上げて、記事100個入れればだいたい達成可能です。
もちろん、そこには導線として、メルマガ登録などを仕込まなくてはなりません。
ただ、1日340クリック(1000円のアフィリ報酬と仮定)とどっちが簡単ですか?
高額コンテンツは個人起業で必須のアイテムである
高額コンテンツを売るのと、1000円のものを売るのとでは、労力はどうでしょうか?
わたしも教材を作って販売したことがありますが、当初5000円の値付けでした。
それを20000円に変えても、販売数量は変わりませんでした。
ということは、アクセスをや集客に手を焼かずに販売金額を伸ばすには、高額商品が一番なんです。
懲戒免職の2ヶ月後に240万円売り上げた、という実例をひも解くと、まさに30万円の商品を8個、あるいは60万円の商品を4個販売したことになります。
個人起業においては、高額コンテンツを如何に作り上げるか、そこが一番の肝となります。
もちろん、売り上がったら、全て自分の収益ではありますが、広告に再投資してリスト取りをしなくてはなりません。
広告を打って、集客の再生産が出来るほどの収益を産めないと、個人起業家は経済的にはやっていけません。
自分のビジネスを真剣に考えよう
高額コンテンツ作成は自分のビジネスの根幹をなすものです。
脱サラを考えているようであれば、高い商品を売るマインドセットも必要になります。
最初から全て自分で出来る人は稀にいますが、だいたいが回り道をします。
メンターを見つけて、ビジネスの仕組みを教えてもらうことに投資をして、起業してからのファーストキャッシュが産まれる時間を最短にすることは、持続性を持ったビジネスを展開する上で、とても重要になります。
メンターに自己投資して、ビジネスを加速させて、大きく収益を産んで投資回収を早期にしていくのは、ネット時代のビジネスモデルの一つです。