Webマーケティングで集客する導線構造自体は非常にシンプルです。
そのため、ひとつひとつのパーツでやるべきことも、シンプルです。
ここではWebマーケティングの全体像を見て、最終的に何をするべきかを解説します。
まずは、全体像の中でどこがゴールになっているのかを考えます。
Webマーケティングのゴール
Webマーケティングのゴールといえば、最終的に商品販売です。
ただ、販売はセールス(クロージング)になるので、集客という目線で見る最終ゴールは、メルマガであり、メルマガ登録のランディングページとなります。
(ここではLINE登録も同義と考えます。)
上記の写真で言えば、黄色い枠線の「メルマガ登録ランディングページ」が、Webマーケティングの最終ゴールです。
ここに最大限集客して、メルマガ登録者の数を多くしていくマーケティング戦略を採ります。
もちろん、メルマガ登録ランディングページの後のメルマガ自体も、商品を売っていくための最終ステップとして、マーケティングの対象になります。
人を動かすライティング力や構成力という部分は、マーケティングのカバー領域です。
ただし、それは上述した通り、セールスクロージングに近い部分であって、どちらかというとセールスの技術が求められるところです。
ランディングページへの誘導
メルマガ登録のランディングページへアクセスを誘導するためには、その前段階となる各パーツが必要です。
- Twitter/YouTube/Facebook/Instagram etcのSNS
- ブログやウェブサイト
- 広告
- ニュースレターなどの紙媒体
これらの各媒体をアクセスをウェブサイト・ブログやメルマガ登録のランディングページに流し込めるように作り込みます。
YouTubeでの仕掛け
例えば、YouTubeは概要欄にメルマガ登録ランディングページのリンクを設置していると、視聴者の中にはメルマガに登録してくれる人も出てきます。
YouTubeはチャンネル登録者数を追求するというよりは、少ない視聴回数でも確実にランディングページのリンクをクリックしてもらうことを意識して導線作りをするべきです。
アクセスの導線を構築
導線は、アクセスをランディングページやブログ・ウェブサイトに流し込むために構築するのはすで述べた通りです。
ただ、全てのパーツに新しいコンテンツを毎回投稿すると、かなりの労力が必要となります。
そこで、ブログに記事を投稿したら、その要約を作って、SNSなどに投稿していきます。
これなら一度作ったコンテンツを使い回ししながら、短時間で作業が済みます。
文章が書くのが苦手な場合は、YouTubeを先に作って、外注さんに音声を文字お越ししてもらった上でブログに投稿するという作業をお願いすることも可能です。
資金はかかりますが、時間短縮になるのである程度余裕がある場合はチャレンジしてみても良いかもしません。
SNSのフォロワーや登録者数を増やすのは、非常に時間がかかります。
また、ブログやウェブサイトのアクセスを増やすのも、一定以上の記事数と運営時間が必要です。
ブログを開設しても、記事数が少なかったり、開設してすぐの時はgoogleの検索結果では上位に表示されにくいです。
もちろん、検索簿リューの小さいスモールキーワードであれば、短時間で上位表示は可能ですが、検索需要がもともと少ないので、サイトに来るアクセスもあまり期待できません。
アクセスの導線作りは時間がかかりますが、一旦構築すると継続的にアクセスが流れてきます。
広告は資金投下した瞬間からアクセスが集まり出しますが、広告を出稿停止したらアクセスはなくなります。
SNSやブログ・ウェブサイトからのアクセスは、無料でアクセスを集めることができるので、ビジネスの資金が少なくて済むマーケティング体質になっていきます。
入口を多くするのが集客に繋がる
上記に上げたSNS以外にも、無料で集客できる導線はたくさんあります。
Udemyは自分のブログやサイトに直接誘導することを禁止していますが、受講者が講師の情報を検索することは禁止していません。
つまり、講義内容が非常に良かった場合、講師のことが気になるわけです。
そうなると、講師の名前やサービス名を検索することがよくあります。
そういった導線も意識して作り上げると、面白いマーケティングができ上がります。
自分のサイトに繋がる導線をどれだけ確保できるか、アクセスが集まればメルマガ登録者が増えるので、安定的にビジネスが展開できます。
Webマーケティングをシンプルに考える
全体をシンプルにとらえると、やるべきことがはっきりしてきます。
最初にやることが多すぎると感じたり、何をやったら良いか分からないと右往左往するよりは、シンプルに考えて、各パーツで行う作業の優先順位をつけてマーケティングに取り組むと効率的に動けます。
一旦各パーツを組上げて、小さい労力で効率良く回すようにすれば、作業もそれほど苦にはならないでしょう。
とはいえ、各パーツの最適化については、実際に手を動かさないとできないのも事実ですから、最初の立上げは時間も労力もかかるでしょう。