Webマーケティングは、仕組みが分かればそれほど複雑ではありません。
とはいえ、各機能においてはマーケティング効果を最大化するために、仕組みを最適化しなくてはなりません。
まずは仕組みをシンプルに解説していきますので、最初の取り掛かりとして下記の仕組みを作っていくのが良いです。
ここでは主にブログとメルマガについて解説します。
Webマーケティングの中核となるオウンドメディア
Webマーケティングは、YouTubeやTwitter、FacebookなどのSNS、ウェブサイトやブログ、メールマガジンやLINEといった自分だけのメディアを構築する必要があります。
これらの自分のメディアを総称してオウンドメディアといって、Webマーケティングの中核となります。
オウンドメディアの構成
アクセスを自分のサイトに流し込んで、メルマガ登録や商品購入に結びつけるのがオウンドメディアの役目となります。
フロントエンドから見てみると、アクセスを流し込むメディアは、Twitter、YouTube、Instagram、Facebook、などのSNSと、ブログ(ウェブサイト)となります。
ブログは、検索エンジンでキーワードを検索した際に、検索結果のページ上位に自分のブログ記事が表示されることで、アクセスが流れ込みます。
こうしたメディアを自分のアカウントで作って、フォロワーやチャンネル登録を増やして、いつでも自分のサイトにアクセスが流れ込むように、オウンドメディアを構築します。
どれも大切な機能を持っているのですが、サイトの受け皿として特にブログはしっかりと育てたいところです。
ブログの役割
ブログの記事をしっかりと書いていくと、役に立つ情報ということで検索エンジン経由のアクセスが増えてきます。
良質な情報を提供していけば、訪問者がブログを信用してくれて、信頼関係が醸成できます。
ブログは読んで終わりではなくて、読んだ先にはメルマガ登録のランディングページを用意して、メールマガジンへの登録を促します。
メールマガジンはセールスツールとしては、非常に有効な手段となります。
もちろんメルマガもオウンドメディアのひとつです。
メルマガ(メールマガジン)の役割
メルマガは、セールスのクロージングツールとして機能します。
ブログと違って、プッシュ型メディアとなるので、送信するとほぼリアルタイムに読んでくれる媒体となります。
ブログはプロ型メディアで、こちらが読んでもらいたいタイミングで読んでもらえるかは分かりません。
メルマガでも読者との信頼関係を築くことは可能で、セールスのみならず、しっかりと役に立つ情報も発信していきます。
むしろ、役に立つ情報の発信があって、信頼関係をしっかり築いてから、セールスに持っていくべきです。
時間がかかるデメリット
オウンドメディアの構築は時間がかかるのがデメリットです。
ブログにアクセスがやってくるのは、だいたい100記事ほど投稿してからだといわれています。
この100記事も目安なので、もっと少ない記事で来るかもしれないし、100記事よりももっと投稿しなくてはならないかもしれません。
いずれにしても、しっかりとターゲットとしているアクセスを呼び込むには、一定の時間はかかります。
そのため、オウンドメディアとしてしっかりと構築する一方で、広告によるアクセスも検討するといいかもしれません。
記事のストックでアクセスが持続する
ブログについては、記事をしっかりと書いていけば、ストック型資産として積み上がります。
ストックが増えれば増えるほど、アクセスも増えていく傾向にあります。
資産としての記事を意識しながら、役に立つ情報を出しつつ、オウンドメディアを育てていくとビジネスが加速します。
Webマーケティングは、細かく見ていけばテクニックもたくさんあって、勉強するのが大変だなと思いがちですが、基本の形を作るのは、それほど難しいことではありません。
まとめ
Webマーケティングは、オウンドメディアを中心として組むようにします。
SNSやメルマガ、ブログ(ウェブサイト)を活用して、アクセスを呼び込みます。
ブログには検索エンジン経由のアクセスを集める役割があり、メルマガは商品販売などに結びつける役割があります。
オウンドメディアの構築には時間がかかります。
すぐにではできないので、計画を立ててコツコツと構築するようにしましょう。
具体的な戦略構築については、こちらの記事が参考になります。