副業を考える時に、趣味がお金に換わったら良いなぁと思う事は誰でもあるでしょうね。
わたしはカメラが趣味なのですが、そのカメラを使ったノウハウをコンテンツにして販売しました。
その経験を踏まえて、趣味を実益に換えるためにやったことなどをシェアしますね。
趣味は趣味のままで良い?
趣味はそのまま趣味でいいや、と思う事は否定しません。
お金に関係なく、趣味を楽しみたい、という気持ちもありますからね。
ただ、この趣味で少しでもお金が生まれたら、また趣味お金を突っ込めるのになぁ、と普通は思いますよね?
それが人間というものだと思います。
自分も含めて、人は欲がある生き物ですからね。
否定してはいけません。
欲があって初めていろんなものが進歩するのも事実です。
では、自分はどうやってカメラの趣味をマネタイズしたのか、とお伝えします。
趣味をお金に換える方法
もう15年くらい前になりますけど、こんな気持ちが湧き上がりました。
これがコンテンツビジネスかぁ、と趣味を実益に換えた時に思いました。
当時も今も、手法は同じです。
やったことは、ノウハウを分かりやすく書き出してテキストにしました。
それは単に書き出すだけではダメで、自分が楽しむ趣味が相手が欲しい情報となるにはどうするべきか、と考えます。
それは視点を変える事なんですよね。
要はマーケットリサーチによる需要の発見です。
自分はこんな感じにやりました。
視点を変える
カメラが趣味なので、カメラ機材や撮影については詳しいです。
でも、カメラ機材の紹介でお金出しますか?
巷でカメラ関係で出版されている書籍は、撮影術が多いです。
カメラ機材の紹介や比較などは雑誌です。
雑誌の記事という事は、時事ネタになって、情報が古くなります。
- 情報鮮度が劣化しない
- 普遍的なノウハウであること
- まだ競合が少ない情報である事
この視点を以て、今の自分でできる事は何かを探しました。
これ、とっても重要な「視点を変える」ということなんですよ。
自分の思いだけではビジネスはうまくいきません。
お客さんが欲しいモノを提供して初めて、お金がもらえるからです。
次に、趣味のスキルをどうやってマネタイズしたのかを紹介します。
趣味のスキルを実用スキルに変換する
カメラが好き、撮影が好き、子どもの写真も含め、割と上手に写真が撮れる。
撮影方法を知っているという事は、上手な写真が撮れるという事です。
商業的に上手かどうかは別として、ISOや絞り、シャッタースピードを組合せて、構図をしっかり考えて撮影すれば誰でも基本的にはキレイな写真が撮れてしまいます。
このノウハウを、子どもの撮影方法という形でリリースした、ということではありません。
その市場は競合が多く、なおかつムック本といって1000円から3000円くらいでキレイなノウハウ本がすでに存在しています。
参入する市場はここではありません。
自分の場合は、オークション写真をキレイに撮影するノウハウをリリースしました。
競合ゼロな上に、参入すべき美味しい理由がありました。
なぜなら、
1.オークション写真の出来栄えで入札数に影響がある
2.お金に直結するからノウハウにお金を払う
からなんですね。
子どもを撮影するノウハウと、オークション写真を撮影するノウハウは、ほぼ同じです。
違うのはライティングくらいなもんです。
では次にどうやって売っていくかをお伝えします。
販売するメディアを持つ
まず販売するにはメディアがないとダメです。
当時はメルマガを持っていなかったので、オークション関係のメルマガを発行している人にメールを送って、メルマで紹介して欲しいとお願いしました。
もちろんアフィリエイトとして商品を登録して、紹介して販売されたら30%のコミッションを支払う、という形です。
当時、価格を3500円ほどにしたので、けっこう売れました。
こんなに安いノウハウはなかったので。
しかも実用的ですぐに効果が現れます。
SNSでもいい、ブログでもいい
今後、新しく趣味を実益に換えようとしている人は、絶対にブログやTwitterなどのメディアを持っておいた方が良いです。
先にメディアがあった方が、商品をリリースしてからすぐに売る事ができますからね。
オウンドメディアを持っている人は、いつの時代も最強です。
販売のチャンネルとなりますから、趣味に関することを発信しながら、読者やアクセスを集めておきましょう。
趣味からの出発なので、仮にそれほどアクセスがなくても特に落胆もしないでしょうし。
こちらの記事が参考になりますよ。
マインドも大切
販売においては、マインドも大切です。
なぜならこれはビジネスだからです。
お客さんのためになる事をやってお金をもらう、ということは売る事に責任が生じます。
中途半端な気持ちで取組むのではなく、しっかりと結果を出していこうという覚悟は必要になります。
また、自分の商品を作っている時は、どうしても不安になります。
- こんなことして本当に売れるのかな?
- 今やっている事は楽しいのかな?
- こんなことやって無駄かもしれない
こういった思いが必ずもたげてきます。
ここで手が止まると、全てが止まってしまうので、自分を信じて進みましょう。
まずはやってみる
とりあえずやってみる、ということはとっても重要です。
やってみないと、分からない事というのはたくさんあります。
挫折したって、失敗したって良いんです。
そもそもやってみないと分からない事が多いし、やってみたら成功したって事も多いんですよね。
趣味を実益にするのは悪い事じゃない
趣味でお金儲けは全然悪い事じゃないです。
むしろ、誰でもお金が稼げるチャンスがあるって事です。
これからの時代は、ひとつの収入減に頼るのではなく、自分でもお金が稼げる方法を身に付けている方が絶対に安定しますから。