サラリーマンをしていると、どうも会社や仕事がつまらないとか、虚しいと思う人はいますよね。
自分も経験があるので、よく分かります。
特に、業績に関係のない社内手続き用の書類を作ったり、新規のアイデアを通すための書類やプレゼン資料をたくさん作らなくてはいけなかったり。
B大手企業にいると、そういった社内政治用の資料作りや根回しは多いかもしれませんね。
大手の赤いカラーの飛行機会社も、書類の「てにをは」を直すのが仕事、みたいなことも多いと記事に書いてありました。
サラリーマンのこうした感情が沸き起こる理由について、以下考えてみました。
サラリーマンがつまらない、虚しいと感じる理由
仕事や会社がつまらない、それが高じてサラリーマンがつまらない、虚しいと感じる事は多いです。
その理由について、考えてみましたが、たぶん多くの人が共感するんじゃないかと思います。
それらの理由について以下見ていきましょう。
仕事の目的が分からない
サラリーマンをしていると、配属については自分の希望が反映されるのは非常に稀かもしれません。
特殊な資格を持っていたり、よっぽどの特性があれば別ですが、本人の希望とは違った部署に配属されます。
新卒の時はそれでも経験を積むといった意味では我慢できるでしょうが、年齢を重ねていけばいくほど自分のやりたい事とサラリーマン仕事のかい離で苦しむ事があります。
生活のためだ、と割切るのも大人のメンタリティで大切な事ではありますが、それでも違和感は消せないですよね?
何のために仕事をしているのか?
もちろん、生活のため、家族を養うため、に決まっています。
でも一方では、自分の気持ちは無視できないわけです。
この記事を読んでいる人も、自分で自分の人生をコントロールしたいと思っている人なんではないでしょうか?
仕事の目的、深いですよね?
考えれば考えるほど、諦めも強くなるかもしれません。
だって、ローンもあって、家族もいて、進学も控えている子どももいれば。
でも、やっぱり仕事の目的が分からず、悶々としてしまいますよね?!
人間関係に翻弄される
会社における人間界は厄介ですね。
特に上司との関係となると、あと何年、何ヶ月我慢しなくちゃいけないのか、と気を揉みます。
人間関係はお客さんともあるし、同僚、部下ともあります。
もし自分でビジネスしていれば、イヤな人とは関係を切る事ができるので、ずいぶん楽になると考える事でしょう。
実際、お金のために我慢する、って事がなければ、人間関係を切るのは簡単です。
サラリーマンである以上、環境は変えられないところがとてもつらいです。
従うしか道がありませんから。
自己実現が感じられない
サラリーマンが生き甲斐、やりがいを感じるには、その仕事を通じた自己実現がなければなりません。
大きなプロジェクトを任されたり、自分のスキルや資格によって責任を持って仕事ができたりならいいのですが、そういった事もなくルーチンで仕事をしていくのであれば自己実現は感じられないでしょう。
誰でもできる仕事をコツコツとやる事ほど、仕事の目的や意義を見いだせずに悶々としてしまいます。
実際、そうではないですか?
自分の仕事を振り返って、誰でもできる仕事をして、評価も特にされていないと虚しくなりますよね?!
サラリーマンの身分をしゃぶり尽くす
サラリーマンとは、毎月のお給料も身分も保証されているので、その環境をしゃぶり尽くして、副業から自分の仕事を始めるのがいいと思います。
実際に、最近では副業を解禁した企業も多く、副業人材の登用も増えてきました。
大手の企業でもそうした動きが増えつつありますから、スモールステップで副業を立上げて、独立起業へ自分の人生を転換すると、サラリーマンという身分が宝物に見えてきます。
副業で独立への助走をする
副業をすることで得られる事がたくさんあります。
副業をやっていると見えない事が見えてきます。
例えば、コスト管理の事、マーケティングの事、集客に大切なことは何か、コピーライティング能力、仕事を取っていく嗅覚など、分業制のサラリーマンだと分からない事が分かってきます。
「副業は独立への助走である」という言葉ある通り、誰が言ったのか分からないけど、これもあながちウソではないです。
副業で独立の準備をするのは、サラリーマンの特権です。
自分でビジネスをしていくのは、実はそんなに難しい事ではない、というのも見えてきます。
もちろん、事業を継続させる事が必要になるので、ビジネスが続くように仕事をしなくてはいけません。
その点はしっかりと経営の勉強をして、ビジネスが単発で終わらないように仕組み作りを作る必要があります。
仕組み作りやビジネスマインドについては、メンターから教わるのが一番の近道です。
どうせビジネスで収益が上がるのであれば、自己投資下分はすぐに回収が可能です。
自己実現は会社の外で作る
自分が認められる、やっている事が自分の満足感に繋がる、というのは会社の外で副業する事で感じると思います。
もともと勤めている会社でそういった自己実現に繋がる感情が感じられないから、虚しく感じたりするんですよね?
副業だと、自分のやりたい事をメインにできるので、仕事においては満足感を得やすいです。
サラリーマンでイヤな仕事をしているのに、副業もお金のためにイヤな事をするのは、さすがにどんな喜劇だよ、となりませんか?
やりたい仕事で独立がいいに決まってる
やりたい仕事と好きな事、というのは違います。
好きな事というのは具体的なものです。
例えば、フィギュアが好きなので、フィギュアの転売をしたい、というのは好きな事を仕事にする典型です。
やりたい事というのは、やや抽象度が高いところにあります。
人のサポートがやりたい、というのは曖昧模糊ですが、それゆえに、人のサポートに関連する事は何でもできます。
障害者支援も人のサポートだし、起業のコーチングも人のサポートです。
やりたい仕事、つまりやりたい事の本質を見て、それを軸に仕事をしていくと充実してきます。
好きな事をしていくと、それが嫌いになった時にはどうするの?となりますから。
まとめ
サラリーマンがつまらない人、虚しいと感じている人は、理由があります。
- 仕事の目的が分からない
- 人間関係に問題があって疲弊している
- 自己実現が感じられないので虚しい
サラリーマンは安定しているので、その身分をフルに活用して、副業を行って起業の助走をする、また、自己実現は会社の外で行うのも豊かな人生には必要かもしれません。
サラリーマンの強みを活かして、自分の人生を生きるために副業からスモールステップ起業は賢い方法ですね。