趣味を持っている40代、50代の人は、その趣味を実益にできる時代となっています。
趣味から現金を得ることができれば、お小遣いは増えるし、買いたいものを我慢する必要がなくなります。
さて、趣味の現金化について、3つの視点で説明します。
1.ネットでのインフラが整った
趣味を現金化する上で、大切なのがどうやって現金化するの?ということですよね?
自分が作ったもの、あるいはノウハウなどのデジタルコンテンツをどうやって販売して、どうやってお金を回収するのかがキモになります。
10年前と比較して、こうしたコンテンツの現金化は非常に簡単になりました。
なぜなら販売のプラットフォームが手軽に、そして複雑な作業をしなくてもできるようになったからです。
アイデアの現金化が簡単になった
最近、デジタルコンテンツという形で、趣味で培ったノウハウを公開して、収益を得ることが手軽になりました。
アイデアさえあれば、それを求めている人に向けて、アイデアをコンテンツ化して提供すれば、販売することが可能です。
そのためのプラットフォームが非常に充実してきたために、誰でも先生になってノウハウを教えたり、趣味の成果物を形として販売することが身近になりました。
ネット販売のプラットフォーム
例えば、noteやブレインなどはノウハウをテキストにして販売することができます。
自分が実践したことなどを文章化して、一本のレポートの形にします。
また、歴史や専門的な知識などがあれば、AmazonでKindleという書籍にして販売も可能です。
いわゆる電子書籍ですが、Amazonは書籍に関しては多くのアクセスを集めていますから、集客も問題ありません。
Kindleでの出版はハードルが低いので、見様見まねでもいいからチャレンジしてみる、というのはとても大切なことかもしれません。
オンライン学習のプラットフォーム
オンライン学習で言うと、最近Udemyというプラットフォームがメジャーになりつつあります。
映像を使った学習コンテンツをアップロードすれば、あとはUdemyが集客してくれます。
非常に手軽に自分のオンラインコンテンツを公開して現金化できるので、最近利用者が増えています。
自分でオンライン学習コンテンツを運営したいということであれば、Teachableというプラットフォームがオススメです。
これは海外のサービスなので、利用については英語ですが、非常に優れたオンライン学習システムです。
受講生の学習進度を管理したり、特定のチャプターを終了してから次のチャプターへ進める、などの設定ができます。
さらに、決済手段と連携することで、決済終了後にすぐに講座を開始できる自動化が可能です。
Teachableであれば、自分で集客をしなくてはなりませんが、Udemyよりも利益率がいいので、海外ではメジャーなプラットフォームとなっています。
2.決済手段が増えた
ネットでコンテンツビジネスをするには、クレジットカード決済などの決済手段が必要です。
PaypalやStripeなどがメジャーで、特にPaypalは利用者が最も多い決済手段となっています。
他にもネットビジネスで利用できる決済手段は多数あります。
店舗を構えていなくても、個人事業主として利用できるのはとても有り難いですよね。
また、審査もそれほど厳しくないので、コンテンツを作成しながら、平行して決済手段を申請すれば時間の節約にもなります。
コンテンツの現金化が低コストで可能
PaypalとStripeは、決済手数料が安いです。
だいたい4%から5%程度なので、自分の商品を自分のプラットフォームで販売すれば、粗利が90%を超えます。
もちろん、オンライン学習プラットフォームなどの利用があれば、その分のコストはかかります。
ただし、こうしたプラットフォームのコストは月額の固定費なので、売れば売るほど粗利率が上昇します。
10年ちょっと前に自分で語学学習のコンテンツを作成して販売しましたが、なんと粗利は80%を超えました。
当時はセミナー動画をDVDにして、テキストも印刷して、注文の度に発送していたので、コストはかかりました。
今、こうしたオンライン学習プラットフォームを利用すれば、コストはそれ以上に抑えることが可能です。
Paypalなどのオンライン決済
Paypalはオンライン決済でとても重要なインフラです。
Stripeなども同時に契約をするといいでしょう。
自分のコンテンツを販売する上で、決済手段の多様化は収益に直結します。
銀行振込しか対応していなければ、オンラインバンキングを利用していないお客さんは申し込んでくれません。
クレジットカードでその場で決済して、すぐにコンテンツを手に入れたい人はたくさんいます。
クレジット決済ができるPaypalなどのオンライン決済プラットフォームは、ネットでのコンテンツビジネスでは必須アイテムです。
Baseなどの決済機能
Baseなどのオンラインショップ型プラットフォームは、決済機能が付加されています。
BaseはECと言われるネット上のショッピングモールではありませんが、手軽に自分のネットショップを開設できます。
ウェブサイトの知識がなくても、自分の商品さえ持っていれば、すぐにネットショップを開設できます。
Baseの登場で、ネットに疎い人でも自分のネットショップが持てて、商売がすぐに始められるのは、10年前には考えられませんでした。
3.情報がコモディティ化している
こうした情報は、時間はかかりますがネットにかなり詳細に落ちています。
以前よりも情報が多く、そして詳細になってきています。
自分がやりたいことがあれば、まずは無料で情報を集めて、そして行動していくのが容易になりました。
その結果、趣味を副業として現金化するハードもとても下がっています。
無料の情報で概要がつかめるようになった
自分がやりたい副業のやり方については、ネットをくまなく検索すれば集めることができます。
そのため、ビジネスの概要をつかみやすくなってきました。
趣味を現金化する事に対して、ハードルが下がってきているのはとても良いことです。
時間を買うか、無料で時間をかけるか
とはいえ、無料情報は断片的で、非完全でもあります。
足りない情報を、検索しまくって補完できる人は、無料でビジネスを立上げるのは容易かもしれません。
逆に、ネット検索で情報を集めるには、非常に手間もかかるし時間もかかります。
ショートカットをして、時間の節約、ビジネスの早期立上げを目指すのであれば、しっかりとしたメンターを探して指導を受けた方が良いです。
【まとめ】まずは動いてみることが大切
デジタルコンテンツの現金化プラットフォームはいくつかあって、noteなどはとても手軽に自分のビジネスが展開できます。
Kindleは、電子出版ではメジャーなプラットフォームです。
Baseも簡単にネットショップが立上げられます。
決済手段もPaypalなどを利用すれば、現金化も早くなります。
最初はこうした初期費用のかからないプラットフォームを利用して、趣味を実益に変えていきましょう。
少しずつ現金化できるようになったら、その現金を自分のオンライン学習プラットフォーム構築に投資して、利益率が上げていきましょう。
趣味をお金に換えるのは、そんなに難しいことではなくなってきています。
あとはチャレンジするか、しないか、の差です。