コピーライティングを練習しようとすると、まずは書籍を読んで知識を入れて、そしてまた類似の書籍を読んで、の繰り返しで前に進んでいますか?
とにかくアウトプットが練習にとって一番いいんですけど、その練習をお金に換えることができます。
アフィリエイトは、コピーライティングの練習にもってこいです。
収益が上がるとやる気も出るし、仮に収益に結びつかない場合は、次のプログラムを試すこともできます。
そもそもコピーライティングって、というところから考えてみたことがありますか?
コピーライティングの本質とは?
コピーライティングの本質とは、次を読ませることです。
「次を読ませること」
次の段落を読ませることに全力を注ぐんです。
段落は最後のクロージングに向けて、一連の流れが出来ています。
なので、次の段落にバトンタッチをするためのテクニックをちりばめて、読者を次の段落へ駆り立てるんです。
そのテクニックの集合体が、コピーライティングなんですね。
滑り台効果だよ、コピーライティングって
次の段落を読みたくなる、というのはスバリ、滑り台を滑っているようなものです。
ヘッダーでキャッチコピーを見て、次に書いてあることが気になり、「わたしは次の方法で問題を解決しました。」なんて書いてあれば、次の段落を読みたくなりますよね?
上から下へ、どんどんと滑っていくように読むのがコピーライティングの本質です。
そのためには、書き手の資質として次の事が必要です。
知的好奇心と知識量
商品を紹介すると言うことは、その商品のことだけではなく、それを欲しいお客さんのことを知らなくてはなりません。
もちろん、100%理解するのは無理ですけど、少なくともその商品を欲しがるお客さん像を想像して、その人たちは何に興味があるのか、何に困っているのか、を理解する必要があります。
理解すると言うのは、つまり好奇心があるから理解しようとします。
また、理解を助けるものは、自分の中にある幅広い知識です。
別に専門家のようにたくさんの知識が必要なわけではありません。
キーとなる情報があれば、それを深堀するきっかけを得る知識があれば、より深く商品やお客さんに迫ることが出来ます。
自分の知識がきっかけとなり、より幅広く商品を見たり、より深くお客さんを理解することが可能となります。
その上で、文章にテクニックを配してグイグイと読ませるコピーライティングを展開していきます。
そのためには何が必要か分かりますか?
心理学を理解して人間を理解する
それは心理学です。
人間の行動の根本となる、心の動きを理解する必要があります。
テクニックも大切ですが、人が何を考え、その結果、どう動くのか、基本的な部分を理解することが大切です。
また、人は欲求がいろいろとあります。
マズローの5段階欲求説は、各人の置かれた状況がどの欲求段階にあるかを表しています。
生理的な欲求段階にある人に向けて文章を書くには、どうしたらいいのか。
社会的な欲求段階にある人に向けてはどんな文章が効果的なのか。
逆に商品から考えてみると、その商品を欲する人は社会的欲求段階の人だから、集団に属したり仲間を求めたりする欲求があるので、帰属する場に行けるような解決策を提示する文章が購入行動に繋がります。
転職のアフィリエイトプログラムであれば、社会的欲求段階の人が多いだろうから、どうしたら望む会社に所属できるか、という視点でコピーライティングをしなくてはいけないと分かります。
もちろん他のアプローチもあるので、いくつかパターンを想定して、試してみるといいでしょう。
自分の商品がまだない人は、コピーライティングの練習が出来ないのかと言うと、アフィリエイトを使えばその壁は無くなります。
またアフィリエイトがいい理由は、次の3つになります。
アフィリエイトが練習に適している3つの理由とは?
コピーライティングの練習をするには、アフィリエイトが最適です。
いろんなタイプの商品があって、一つの分野に特化するのもありですが、分野をいくつか決めて取り組むのもありです。
アフィリエイトだからこそ、コピーライティングの練習にピッタリと断言できる3つの理由は以下となります。
理由1)収益に結びつく
理由の1番目は、実益に結びつくからです。
自分の商品がなくても、他人の商品を売ればコピーライティングの練習になります。
売るための文章術なので、報酬が上がれば自分の書いた文章は正解だったことが分かります。
収益がたくさん上がれば嬉しいですが、そうじゃないこともあるのでそこはあまり気にする必要はありません。
理由2)商品とそれを欲しいお客さんの属性が理解できる
商品が売れる顧客層は、自分で見つけていかなければなりません。
お客さんのPERSONAを理解するのは、思考の訓練にもなるし、想定したターゲットが当たれば収益になります。
PERSONAを想定したら、それに向けていくつかのアプローチで文章を作ってみるのも良い訓練になります。
商品を知り、そしてその層品を欲しがる顧客層を知るという訓練は、アフィリエイトだと場数を踏みやすいです。
理由3)アウトプットがとにかく大量にできる
アフィリエイトプログラムを探すと分かりますが、美容系や転職などけっこうな数があります。
分野を絞っても良いし、逆にある分野に特化してもいいし、とにかく大量にアウトプットしやすいです。
コピーライティングを効率良く練習するのであれば、数稽古が一番です。
インプットも大切ですが、アウトプットはその10倍くらいやって初めて、コピーライティングの技術が身に付きます。
売れないとコピーライティングじゃない
アフィリエイトだろうが自分の商品だろうが、コピーライティングの目的は売ることです。
文章によって、お客さんに行動を起こしてもらう、つまり買ってもらって初めて、目的が達成されます。
とはいえ、アフィリエイトで練習する場合は、販売が最終目的ではないです。
それは以下の事情から分かります。
アフィリエイトの場合はクリックさせることが目的
アフィリエイトは、あくまでもその商品のランディングページに送客することが目的です。
つまり、アフィリエイトリンクをクリックさせることが、最大の目的となります。
販売できるかどうかは、その先のランディングページの質によります。
なので、クリック数だけをカウントする方が自分のコピーライティング力を正確に測れます。
それと、ライティングページはちゃんとチェックした方が良いと言われる理由があります。
次のことでそれが理解できると思います。
その先のランディングページを読む
商品のランディングページが、販売の結果を左右します。
アフィリエイトで送客しても、送客先が悪ければ収益があがりません。
コピーライティングを勉強しているのであれば、ランディングページのコピーを子細に分析してみましょう。
アフィリエイトの利点も、実は収益以外に、その商品のランディングページの善し悪しを見て勉強できるところにあります。
思わず買ってしまいたくなる文章の構成、エビデンス、言葉遣い、そういったモノを分析できる目を養えるのもアフィリエイトがコピーライティングの練習に適しているもうひとつの理由になります。
マーケティングは数である
とにもかくにも、数がとても大切です。
ライブドアブログなどの無料ブログでいいので、ブログを1つ作って、毎日1記事、2記事とアフィリエイトリンクを仕込んだ文章を書いていくことで数稽古が出来ます。
ブログのテーマも大切ですけど、ブログのトップが検索エンジンに引っかかるのではなく、1つの記事が検索結果に表示されます。
そのページを訪れた人は、問題解決になると感じたら、必ずリンクをクリックしますから、他のブログ記事を隅々読んだりしません。
なので、ブログ記事すべてをコピーライティングの練習として、アフィリエイトリンクを仕込んで練習したら良いです。
クリック数を見ていけば、記事構成の検証も出来ます。
効果検証、PDCAを回そう
アフィリエイトは、その広告の表示数とクリック数が分かります。
サイトごとでも設定できます。
なので、表示回数が10回で、クリックが1回であれば、コンバージョン率は10%となります。
このコンバージョン率を上げるように、検証を重ねていきます。
1記事のみで計測するのであれば、都度その記事を改良していく。
複数記事を展開するのであれば、いろんなパターンのコピーライティングでページを作っていって、ABテストしてみる、ということも可能です。
作って作りっぱなしよりは、こうした効果検証をしていくと、コピーライティングの精度も上がっていきます。
コピーライティングは一生のスキル
文章力というのは、みんなが備えているスキルではないです。
むしろ、分かりやすい文章やついつい読み進んでします文章を書ける人は限られています。
なぜなら、コピーライティングは訓練が必要だからです。
さらに言うと、効果検証を繰り返す必要があるため、常に文章の改善が必要になってくるからです。
この必要性が訓練となって、文章力の向上がもたらされます。
特に広告費を突っ込んで、商品を売っている場合は、コンバージョンが発生しないと資金を溶かしてしまいます。
誰でも必死にコンバージョン率を改善するために、効果検証をしていきます。
こうして訓練されたコピーライティング力は、一生の宝になっていきます。