ダイゴさんの「人を操る禁断の文章術」は、平易で簡潔、且つ分かりやすい事例なので、数時間で読めました。
サラッと読めてしまったので、内容が頭に残るか不安ですが、以下の点をマインドマップに書き出しました。
これからシェアしますね。
文章は相手の行動を促す術として用いる
文章を書く目的は、ビジネスの場合、相手に行動を運賀す事になります。
商談でもそうだし、報告だってそうだし、お願いごとをするのもそうです。
また、起業する上でも広告で商品・サービスを販売したり、ウェブサイトでメルマガ登録を促したり、も文章によって行動を促します。
ではどうやって行動を促したら良いのでしょうか?
DaiGoさんは以下の仕組みを教えてくれています。
人を操る文章の仕組み
人を操る文章の仕組みは、以下のプロセスとなります。
1.読む
2.言葉に反応する
3.想像する
4.行動を起こす
上記の仕組みを理解すると、「文章は(書き手による)イメージのコントロールが容易」になって、書き手の意図する行動を読み手に引き起こす優秀な営業マンとなります。
さらにこれに文章の3つの原則があると、DaiGoさんは述べています。
それについて述べていきます。
3つの原則
文章によるイメージ惹起、その後の行動へ結びつける導線は、以下の原則を踏襲するとうまくいきます。
1.あれこれ書かない
2.きれいに書かない
3.自分で書かない
3つ目の「自分で書かない」というのは、代筆を頼むという事ではありません。
書くべき内容は、あくまでも相手の心にある「反応ワード」を探って、あるいは想像して、文章化していく事です。
相手のプロファイルをしっかりと意識して、相手が自分の文章を読んだら心が動いた、という状況をもたらすのは、相手の心にすでにあるワードを文字化して読ませること、です。
この点ですでに、自分勝手な文章ではなく、相手を想像しながら書くので、「自分で書かない」ということなります。
DaiGoさんは本書で、文章テクニックを具体的に列記しています。
それがこちらです。
文章テクニックで相手を動かす
文章は具体的な成果物なので、抽象論で文章術を語られても困ります。
でも、DaiGoさんはその点をしっかりとテクニックとして落し込んで、本書で解説しています。
7つのトリガーは、心理側面からのアプローチとなります。
その上で、5つのテクニックを合わせて文章を書く事を提唱しています。
7つのトリガーとは?
7つのトリガーとは、以下となります。
1.興味
2.ホンネとタテマエ
3.悩み
4.ソン・トク
5.みんな一緒
6.認められたい
7.あなただけの
これら7つのトリガーは、文章にちりばめられた場合、相手の心に刺さります。
悩みについては、お金、健康、夢・将来・キャリア、人間関係・結婚・恋人・会社、になります。
起業をするのであれば、お金についての悩みだったり、会社に関する悩みだったりしますよね?
そうであれば、文章は各年代が直面するお金の悩み、会社での悩み、をプロファイリングして、文章を書けば相手の行動を促す事ができます。
つまり、商品やサービスを勝ってもらう行動を促せる、という事です。
これらのトリガーを見定めて、そのトリガーに対して文章を書いていきますが、その時にとても有効なのが次の5つのテクニックになります。
5つのテクニックとは?
トリガーが決まったら、次のテクニックに則って文章を書いていきます。
1.書き出しはポジティブに
2.何度も繰り返す
3.話しかけるように書く
4.上げて、下げて、また上げる
5.追伸をつける
「上げて、下げて、また上げる」はヒーローズジャーニーに通じるものがあります。
シンプルに展開しているので、DaiGoさんのテクニックの方が良いかもしれません。
追伸は、DaiGoさんのテクニックを用いる事で、メルマガなどの展開が面白くなりそうです。
実際、メルマガを書くと、編集後記が面白いという感想が多かったりします。
編集後記は最後に書くものなので、追伸を追加して、行動をここで促していくのは高等テクニックとして是非活用していきたいと思います。
こうしたトリガーやテクニックは、どうやったら身に付くのか、次に述べます。
毎回意識して書く事が上達の近道
当たり前の事ですが、練習しかないです。
毎回毎回、テクニックの1つを当てはめて、トリガーを意識して文章を書く、これに尽きます。
人を動かす文章術が身に付くメリットは、ビジネスをしている全ての人に計り知れないものです。
特に、起業しようとしているコーチやコンサルの人は、ウェブサイトやブログ、メルマガの充実がビジネスの命綱です。
ウェブサイト、ブログ、メルマガは、まさに文章です。
人を動かす文章術を身に付けるのであれば、読まないと大きな損失でしょうね。
まとめ
DaiGoさんの人を「操る禁断の文章術」は、以下の構成になっていました。
- 3つの原則
- 7つのトリガー
- 5つのテクニック
平易で分かりやすい文章なので、数時間で読了可能です。
コピーライティングにも通じる内容なので、マーケティングを勉強している人、個人起業家は絶対に手に取って読んだ方が、今後のビジネスに活かす事ができます。
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