インターネットを活用してビジネスをしていくのであれば、Webライティングの技術を身に付けることが必要なります。
初心者はどんな文章を書いていいのか、どうやって読んでもらえて反応してもらえる文章が書けるのかが気になると思います。
これには、2つの視点を持ってライティング技術を習得するのが近道となります。
その2つの視点を持っているのともっていないのとでは、サイトに滞留する時間に影響してきます。
サイトに長くいてくれて、メルマガに登録してくれる、訪問者にそのような行動を促して初めて、サイトやブログの役割を果たせることになります。
ビジネスに必要なライティングのスキル
文章を書けばいいのではなく、書かれた文章によって訪問者がどう行動するのか、あるいは、サイト運営者は訪問者にどう動いて欲しいのか、そういった目標があるはずです。
そういった目標を達成するためのライティングスキルは、自分のビジネスを作っていく上で、必須となります。
では初心者がライティングのスキルや技術を身に付けるには、どうしたらいいのでしょうか?
テクニックも確かに必要ですが、まずは2つの視点でライティングをしていくというのを意識することが大切です。
その2つの視点とは次に述べていきます。
Webライティングを身に付ける2つの視点
2つの視点とは、以下となります。
1.ユーザー視点
2.SEO視点
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ユーザー視点での記事
ユーザー視点はとても重要なモノです。
最近、アフィリエイトサイトが増えているので、検索上位に出てきた記事を読んでも、結局アフィリエイトに誘導する文章なんですよね。
ユーザーが探している情報と、検索で出てくる情報がかけ離れています。
かけ離れているとどうなるかというと、そのサイトには二度と訪れませんし、他のページを見ることもありません。
試しに、「50歳 転職 成功」を調べてみてください。
ほぼ転職エージェントを紹介するようなアフィリエイトサイトが登場します。
しかもその文章は体験談でもなく、薄っぺらい内容が多いです。
50歳で転職しなくてはならず、成功事例を求めている人からしたら、ブログだろうがなんだろうが、50歳51歳とかで転職に成功した生の声やどうやって転職活動して、うまく転職できたのかを知りたいはずです。
ユーザー視点というのは、まさにそういうことで、ここを外した文章は、ユーザー視点に立脚していません。
どうせ書くのであれば、人の役に立ちたいですよね。
SEO視点での記事
SEO視点はサイト運営をしているのであれば、意識をしないといけない視点です。
サイトへの訪問者を増やすには、検索エンジン経由のアクセスをできるだけ引っ張ってこないとアクセスが増えません。
100記事書いているのに、売上も上がらない、ユニークアクセスが1日20とか30だとそもそも運営している意味があるのかとなります。
もちろん特殊なものを販売していて、ユニークアクセスが少なくても反応が取れることもあります。
とはいえ、しっかりと記事が上位表示されるように、SEOを意識してライティングするをしていく視点は持っておいた方が良いです。
ユーザーのためになる記事が埋もれていくこともまた、損失であるからです。
フォーマットはライティングの基本
テクニック的に言えば、ライティングはある程度の型あります。
その型を使って、どんどんライティングの練習をしていきましょう。
代表的な型として、PREP法があります。
これは汎用的に広く使えて、なおかつ説得力もあるフォーマットです。
PREP法を活用しよう
PREP法は以下の略です。
1.Point(結論)
2.Reason(理由)
3.Example(例)
4.Point(まとめ)
まずは結論から言うことで、相手の注意を引きます。
また、結論から入ることで、理解度も増します。
次にその結論が導き出された理由を述べます。
そうすることで、なぜそうなったのかが、早い段階で分かり、理解が進みます。
さらに、その理由を導き出すにいたった実例を提示します。
理由の根拠付けをしていきます。
そして最後に再び結論をまとめとして提示します。
上達の近道は型を意識して量をこなす
Webライティングの技術を身に付けるためには、型を意識して、2つの視点を持ちながら記事を書くのが効果的です。
決して難しいことではなく、初心者であれば最初はなかなか文章を書く手も止まりがちになるとは思いますが、型があればアイデアを流し込むだけで済みます。
さらに2つの視点で文章の中身を考えることで、余計なことに気を捕らわれる必要もないので、慣れてくれば割とすんなり筆が進むのではないでしょうか。